イタリアのパン

イタリアのパン

フランスといえば、フランスパン。 イギリスといえば、スコーン。 ドイツといえば、
黒パン。 このように、その国の名前と共に思い浮かんでくるパンがあります。イタリアといえば、どんなパンが思い浮かんでくるでしょうか。やはり、ピッツアを思い浮かべる人が多いのではないかと思います。ピッツアもパンの一種なので、正解ではありますが、普段の食事と共に出てくるパンは他にもあります。

 

 

 

当然のことですが、イタリアにもたくさんの種類のパンがあります。 その数ざっと3000〜4000種と聞きます。 代表的なところを挙げると、スティック状のカリカリに固いグリッシーニ、スリッパの中敷に形が似てるというチャパタ、バラの形の空洞のロゼッタ、ピッツアの原型といわれるフォカッチャというところです。これらは食事用なので、甘味はなく、自己主張の強い味は持ちません。 日本でいったら「ご飯」といったところです。 このパンたちを使って、サンドイッチを作ったり、具をのせたりして食べます。

 

三宮にある個室が素敵な居酒屋さん

 

あっさり目のパンが多いようですが、トスカナ地方のフィレンツエのパンには、塩味すらないということです。 それゆえに、まずいなどといわれもするらしいですが、地元に住む日本人に言わせると、それはそれで美味しさがあるそうです。焼いた当日は美味しく食べられますが、当日を過ぎるとカチコチになってしまうフィレンツエのパンですが、それを素材として料理するメニューも揃っているといいます。スープにしたり、トマト粥にしたり、果ては野菜と一緒にサラダにまでしてしまうのだそうです。その再利用の際には、この塩気がないというのがポイントとなるのが面白いところです。

 

 

 

新宿駅周辺で落ち着いて飲めるお店

 

ところで、何で塩気のないパンが出来たかというと、何でも昔、何かの紛争で、塩の搬入が閉ざされた時があったそうです。 そのときにそれなら塩なしでパンを作ってしまえ、というのがこの塩なしパンの始まりだとか。始まりはともかくとして、塩が自由に使える現在でも同じ方法でパンを焼き続けているのを見ると、他国人(よそ者)がなんといおうと、その地の人々にはなくてはならない大切な味に違いないのでしょう。