イタリアのクリスマス

イタリアのクリスマス

年末が近づいてくると、日本でも街や家々の美しいクリスマスの飾り付けが始まりますよね。 家のドアに美しいリースを飾る家も増えたため、この季節の散歩は目にも楽しいものになりました。 ずいぶんと洗練されてきた日本の飾りつけではありますが、12月の東京ディズニーランドに行って痛感したことがあります。やはり、リースやツリーが本当に似合うのは、こういう世界だということを。着物を外人の方がどんなに上手に着ても、日本人が着るほどにはしっくりいかない。それと同じことなのかもしれません。

 

イタリアンといえばサンタンジェロ

 

日本でのクリスマスは、お祭りの部分だけが強調されている為、何かと騒がしい感じがします。
キリスト教国では、準備する楽しさは同じですが、神聖なものとして当日は静かに過ごすことが普通なようです。

 

 

 

バチカンを抱えるイタリアも同様です。 クリスマス当日や翌日は、レストランも含め、すべての店が閉まってしまうというのですから日本人からしたら驚きです。クリスマスには各地に散らばった家族が一堂に会し、マンマの手料理を味わうというのが一般的なようです。

 

https://tabelog.com/tokyo/A1329/A132901/13141100/

 

さて、この季節のイタリアの街で大量に売り出されるのは、パネットーネとポモドーロ。
二つとも有名なイタリアのクリスマスのお菓子です。 クリスマスのお菓子だけあって、二つとも材料は卵、ミルク、バターなどをふんだんに使ったものです。どちらもドーム型をしています。 生クリームを使ってのデコレーションがないので、見た目の華やかさには欠けますが、製造法を聞くと驚かされるのはパネットーネ。

 

 

 

ドライフルーツがたくさん入ったしっとりした甘いパンなのですが、なかなかの優れもの。 パネットーネ菌という北イタリアでしか作ることが出来ない気難しい菌達を培養して、長時間かけてパン種を発酵させます。 乳酸菌の力を借りて、普通のパンより水分が少ない為に、長期間の保存が可能となり、栄養分もぎゅっと入る事にもなるといいます。ふんわり柔らかな飽きの来ないおいしいパンですが、実は密度の濃い優れもののクリスマスの甘いパンです。